「どうやったら無駄ヅモが減らせるか」
その答え。
余計な色ができないようにしよう、って言われても
そんなことで無駄ヅモは無くならない。
余った色を消そうと処理してるうちに、
また、別の色が余っちゃう。
なので考え方を変える。
色は絶対に、余るもの。
余った色を回収できた分だけ
結果的に無駄ヅモが無かったことになる。
じゃあ、余った色を効率よく回収するにはどうしたらいいか。
複数あって、
多くのことができるほど、回収率は高くなる。
1)
3列広く使う。
2列だけで連鎖尾を組もうとするから、余った色を置く場所がない。
2)
次に、連鎖尾の組み換え。
この連鎖を完成させようと
その色だけ集めると、
2色以外の色がすべて無駄になる。
×
それ以外の色を引いたら どこ置けばいいの? ってなる。
だけど
じゃなくても
これでもいいし、
あるいは、
じゃなくても
これでいい。
本来なら余ってしまう色こそ
優先的に使えば、余らない、という考え方。
○
3)
2ヵ所に分ける。
1ヵ所に集中するタイプの連鎖は
これ以上のの連結が難しい
ここにを付け足そうと思っても、付け足しようがないのに対し
×
をたった1つでも引き離しておけば
→それぞれまだ連結する余裕があって、無駄にしない
これが
潜らせる、とかクッションとか呼ばれる配置。
あとで余らせないために、余らせておく。
4)
こういうときにを引いて、
必要なを使って、
余った方のも使えなくもないけど
が使えずに余る可能性もある。
であれば、上にを捨てずに
わざとを潜らせて置いてもいい。
○
↓
よくある鉤積み
これも、余るからこそ
素材として埋めておくことで
利用価値を生み出す手段の1つ。
5)
あとのせ
これも一種の組み換えだけど
余計な色を経由することで、一時的に欲しい色の順番を変えられる。
余計な色とはこれのこと
○
だけを待っていたら手が進まない
連鎖尾だって、あと1つ欲しい色がなくても
別の色を経由すれば
一時的に欲しい色の順番が変えられる。
○
つまり
集めすぎてしまうのが問題。
下のを集め切ろうとして
を置くものだから、
を消す機会を失って
×
↓
それを消そうと
どんどんひどい有様になる。
×
は全部いらない。
から先に消せば、
↓
消す苦労がなくなるので、
まったく無駄が出ない。
結局のところ
「多重」や「鶴亀」は3列使いつつ、色を潜らせてる関係で
ツモ順に影響されづらく、
上で書いてることの大半を実現できる。
無駄ヅモを無くすには
これら全部を実現する必要があって、
まさに究極の技と言える。